キャットフードの選び方

キャットフードを選ぶとき、あなたは何を基準に選んでいますか?
愛猫が口にするものですから、何よりも健康に気遣ったものを食べさせてあげたいですよね。
そこで、安全性が高いキャットフードをどう選ぶか、ご紹介します。

種類豊富なキャットフードの中でも安全とされているのは、「無添加」のものです。
そもそも食品添加物というと、着色料や防腐剤などが挙げられます。
さらに細かく言うと、着色料であればタール色素や酸化チタンがあり、これらは発がん性があるとされています。
防腐剤についてはデヒドロ酢酸ナトリウムがあり、高血圧や肥満の原因になりやすいとされています。
これらは少量が食品に含まれており、過剰に摂取すると危険といわれています。
なので、その食品を猫が摂取したからと言って、すぐに健康に害が出るというわけではありません。
しかしながら、長年日常的に摂取していれば少しずつそれらの物質が蓄積されていくため、将来的に考えると「しわ寄せがくる」という形で毛並みが悪くなったり、アレルギー体質になったり、栄養バランスがうまく取れなかったりといった害が出てくる可能性があります。

それらが一切含まれていないのが、無添加のものです。
先ほど紹介した添加物が含まれていないために、キャットフードの発色が悪かったり、保存可能期間が短いといった欠点がありますが、こちらの方が天然に近い状態であり、人工的な要素がないため安全です。
また、同時に猫にかかりやすい病気である下部尿路疾患(FLUTD)の予防成分も含まれていることが多いので、添加物がなく安全な上に病気への対策もできる場合があります。

そこで選ぶべきキャットフードの条件として挙げられるのは、肉や魚が多く含まれており、かつ無添加のものです。
猫は炭水化物が少なく、タンパク質が多い肉や魚が健康面において負荷が少ないために適しています。

なので、肉や魚中心のキャットフードは多くありますが、その中でも無添加と表示されているものをこだわって選ぶようにしましょう。

【参考サイト】
成分面でキャットフードを分析
穀物不使用のキャットフード
キャットフードはタンパク質が多いと何故いいの?