キャットフードの賞味期限

キャットフードの賞味期限をいつも気にかけているでしょうか?
愛猫の健康を気遣っている方であれば、ほとんどの方が気にかけていることと思います。
今回は、キャットフードの賞味期限についてお話しします。

そもそも、キャットフードも食べ物には変わりないので、賞味期限はしっかりとあります。
そのキャットフードによって賞味期限の長さは異なってきますが、その多くが未開封の状態であれば製造からおよそ1年となっています。
しかし、表示されている正しい保存方法に従って保存しなければ、未開封であろうと中身は劣化していってしまいます。
だからといって、保存方法がしっかりしているから1年先まで安心だというのも、安易な考えといえます。
適切なのは、保存方法を守ったうえでできるだけ購入から間もない期間で食べさせてあげるという方法でしょう。

これがキャットフードの最も安全な取り扱い方法であり、食べさせてあげる猫に対しても健康面で安心できるものといえます。
購入する場所も考慮する必要があります。
例えば、スーパーやドラッグストア、ペットショップなどであれば入荷して間もないものが購入できます。
しかし、値段の安さを他店よりも大々的に出している激安スーパーなどでは、入荷してかなり時間が経過していて賞味期限が間近に迫っていることがほとんどです。
なので、激安スーパーのキャットフードをまとめ買いして保存用に保管しておくと、さあ食べさせてあげようとしたころにはすでに賞味期限切れになっているというミスを犯す可能性が高いです。
賞味期限が過ぎていなくても、先ほど述べたように経年劣化は少なからず進んでいるので、高品質で安全なものを与えようというのであれば、金銭面で惜しむことなく通常の値段で購入するのが無難です。

また、あまりにも賞味期限が長いものもおすすめできません。
なぜなら保存料をはじめとする人工的な物質が比較的多く含まれているからです。
その中には発がん性や臓器への負担を与えてしまうなどといった、蓄積されれば悪影響を及ぼすものが含まれているので、特にその面で敏感に捉えている方は注意が必要です。