ドライキャットフードのふやかし方
ドライキャットフードは水分の含有量が非常に少ないため、水もあげなくてはならないというのは当然の話です。
では、ドライキャットフードを愛猫に食べさせてあげているという皆さん、普段どのように水をあげていますか?
両者を別々にあげている方もいれば、はたまた一緒に混ぜるなどしてあげている方もいると思います。
今回は、ドライキャットフードと水を一緒にあげるなどしてふやかす際の、適切なふやかし方についてお話しします。
正直なところ、ドライキャットフードをふやかすとして、どの程度が良くて、どの程度が悪いなどといった線引きや正解はありません。
ただ、メジャーな例を挙げると、器にドライキャットフードを入れて、それが全体的に浸る程度というものがあります。
もちろん、この例よりも水が多くても少なくても、健康被害が生じるなどといった危険な話はありませんので、特に心配はいらないでしょう。
ただ、この多すぎず少なすぎずというちょうどよさが、ドライキャットフードを適度にふやかし、よりペースト状に近い状態になります。
なので、この方が猫にとって食べやすいのはもちろん、本来のドライキャットフードの食感に飽きている猫にとっても新規性を感じさせられるので、新たな手段として有効です。
また、時間に余裕があまりない時には、お湯でふやかすという方法があります。
水よりもお湯を使った方が、ふやかすまでに要する時間が比較的短く、ペースト状にするにもちょうどいい硬さになります。
ただ、熱湯を使ってはいけないという注意するべき点もあります。
これは愛猫のやけどを防ぐためでもありますが、せっかく含まれているビタミン等の栄養素が高温によって破壊されてしまう恐れがあるからです。
なので、ドライキャットフードをふやかすには、時間的な面や安全性、栄養の摂取を考慮して、熱湯よりも温度の低いお湯を使うのが最もよいといえます。