キャットフードの内容量

キャットフードを買う時、皆さんは内容量を視野に入れて選んでいますか?
それとも、値段の安さの方を重視していますか?
今回は、キャットフードの内容量についてお話しします。

キャットフードの多くは、1袋で1kg~5kgの範囲内のものがほとんどになっています。
海外製のものであれば、キャットフードでなくとも食品は日本製のものよりも何周りも大きいサイズであることが多いですが、意外にキャットフードは日本製でも海外製でも、1袋あたりの内容量は特に大差はありません。
主な理由としては、成猫が1食あたりで口にするキャットフードの量はおよそ60g~100gで、これは日本国内の猫のみならず、どこの猫でも同じだからです。
もちろん猫種ごとに食べる量は異なってきますが、基本的に80g前後と考えてよいでしょう。
袋だけ見れば、そのキャットフードの総内容量が記載されていますが、1食ごとに袋で小分けされているものも多くあります。
こちらの方が、毎食同じ量を食べさせてあげることができ、1食あたりの摂取カロリーも統一できます。
なので、このタイプのキャットフードは特に愛猫の摂取カロリーをしっかりと管理したいという飼い主さんにピッタリです。

種類ごとに挙げると、ドライタイプは1kg~5kg、缶として売られているウェットタイプは40~160g、レトルト食品と同様の包装のパウチタイプでは40~70gといったところです。

もちろん一定の重さ当たりの値段を考えると、基本的にはドライタイプのキャットフードが最も安いといえます。
しかしながら、猫はすぐに飽きを感じてしまうことがあり、これまであげていたキャットフードを口にしなくなることがあります。
その対策として、各種類の最も内容量が少ないものを購入しておき、猫が飽きを感じていると判断したらすぐに別のタイプのキャットフードにシフトチェンジするという、多種類のものを短期間で消費できる方法があります。
内容量を考慮すれば、愛猫にバリエーションのある食生活を送らせてあげることができるのです。